誤植のお詫びと、訂正のお願い
「新課程/やさしい高校数学・数学ⅠA」を購入されたという方は、以下のミスがあります。
「やさしい高校数学・数学ⅠA」
326ページの解答の1行目の冒頭の、「0≦」は「0°≦」の間違いです。。
「旧課程/やさしい高校数学・数学ⅠA」第14版を購入されたという方は、以下のミスがあります。
「やさしい高校数学・数学ⅠA」
370ページの例題5-3の1行目の、「生徒」は「生徒200人」としてください。
「旧課程/やさしい高校数学・数学ⅠA編」第13版、「旧課程/やさしい高校数学・数学ⅡB」第13版、「旧課程/やさしい高校数学・数学Ⅲ」第8版、および、それ以前に購入されたという方は、以下のミスが残っている可能性があります。
「やさしい高校数学・数学ⅠA」
85ページの例題1-5の冒頭の「x、yを実数とし、」は、「x、yを有理数とし、」の間違いです。
188ぺージの2行目の、「(kは整数)」は、「(kは自然数)」の誤りです。読者の方からのご指摘がありました。
376ぺージの問題文の次の行の、「『それぞれの数と平均の差』を偏差という。」は、「『それぞれの数-平均』を偏差という。」の誤植です。
489ページの7行目で、「28は4の倍数」という説明は、「12は4の倍数」の印刷ミスです。答えが欠けているという誤植がありました。
510ぺージの4行目の「①5×2×2×3」は、「①5×2×3」の間違い。6行目の「5×2×2×3と、5×3なら、最大公約数が5×3になってしまうよ。」は、「5×2×3と、5×2なら、最大公約数が5×2になってしまうよ。」の間違いです。
「やさしい高校数学・数学ⅡB」
323ページの4、6行目で、「θ=0」という答えが欠けているという誤植がありました。
399ページの下から3行目の、「底の0.36」は誤植で、正しくは「底の0.6」です。読者の方からのご指摘がありました。
512ページの解答の最後に赤の小さい文字で、「"tの3乗"-"tの2乗"-9t-7に~」とありますが、正しくは「"tの3乗"+"tの2乗"-9t-7に~」です。読者の方からのご指摘がありました。
700ページのポイント86の1行目で、(p≠1)は、(p≠1,p≠q)の誤りです。
859ページの7行目の、「"Hベクトル"=(x,y,z)」は、「H(x,y,z)」の誤りです。「"OHベクトル"=(x,y,z)」としていただいても構いません。
別冊の74ページの例題5-8(3)の解答の「-24√21」は誤植で、正しくは「24√21、-24√21」です。読者の方からのご指摘がありました。
「やさしい高校数学・数学Ⅲ」
付録の27ページの例題4-35の極限がx→0になっていますが、x→∞の印刷ミスです。読者の方から、指摘がありました。
8ぺージの目次で、「6-26 近似値」が書かれていません。読者の方からのご指摘がありました。
お詫びして訂正いたします。
数Ⅲ・複素数平面2-13「なす角」の記述に関して
p.163で、A(α)、B(β)、C(γ)とし、例えば、2つの図がともにπ/6開いているものとします。
∠βαγは上図のことでπ/6、∠γαβは下図のことで-π/6になります。
一方、「角度の大きさ」の場合、∠BACの大きさでも、∠CABの大きさでも、意味は同じで、ともにπ/6です。これも、大丈夫でしょう。
しかし、∠BACと∠CABは違うのか?同じなのか?ということになると、使われている教科書によって解釈が異なります。
現在、高校数学の教科書を扱っているのは5社ありますが、
東京書籍、第一学習社、実教出版、啓林館の4社は、「∠BAC」は「∠βαγ」の意味で上図でπ/6、「∠CAB」は「∠γαβの意味で下図で-π/6としています。・・・①
しかし、数研出版は、「∠BAC」は「∠BACの大きさ」と同じ意味、「∠CAB」は「∠CABの大きさ」と同じ意味なので、どちらもπ/6としています。・・・②
この本を出版する際、どちらに合わせるか非常に悩みましたが、5社のうち4社という多数決に従ったほうが自然と考えて、①にしました。
大学入試では、∠BAC、∠CABという言い方を避け、∠βαγ、∠γαβという表現か、∠BACの大きさ、∠CABの大きさという表現のいずれか一方で出題されているようですが、学校のテストでは、先生によっても解釈がまちまちなので、不安のある方は先生に確認しておくのをお勧めします。
ちなみに、昔、高校時代に旧々課程で勉強された方(現在は30代?)は、数Bで複素数平面を学ばれたはずです。その世代の方がこの話を聞くと、「えっ?数研出版の教科書やチャートを使っていたけど、①のほうだよ!」と思われるかもしれません。その当時はすべての教科書が①のほうの解釈でした。